
私たちの造る和菓子は信州浅間山からの湧水を主体とした水道水で仕上げています。
浅間水系は、カルシウムとマグネシウムなどのミネラル分を豊富に含んだ硬水であることが特長です。
良水から仕上げた信州の和菓子をお楽しみください。
信州佐久平
株式会社ますや食品
「浅間水系湧水仕立て」について
長野県佐久市北部の水道水は浅間水系です。浅間水系の水は以下の特徴があります。
- 湧水、地下水を水源とする。全国では、ダム水、河川水を水源とすることが多い。
- 硬度※が150mg~200mgと高い。
日本の水のほとんどが軟水とされる。 - 硬水は、カルシウム、マグネシウムなどのミネラル分が豊富。
- 硬水には、代謝の促進、脂肪の吸収の抑制、便秘の改善などの健康面のメリットもある。
※硬度とは、1リットルに含まれるカルシウム、マグネシウムなどのミネラル分の量。120mg未満を軟水、120mg以上を硬水と分類。
佐久水道企業団ホームページからの引用を掲載します。
佐久水道の水質
佐久企業団の水道水は、主に湧水や地下水を水源としていますが、全国的には、水量の約7割が河川やダムなどの表流水を水源としています。
企業団の主要な水源は、給水区域の南部と北部に多く位置し、南部を八ヶ岳水系、北部を浅間水系と呼んでいますが、水質にお いては硬度に大きな違いがあります。硬度とは、カルシウムやマグネシウム等が含まれる量のことをいいますが、八ヶ岳水系の水は硬度が 20mg/L~60mg/Lと低く、浅間水系の水は硬度が高く150mg/L~200mg/Lとなっています。
硬度について
硬度とは前述のとおり水の中に含まれるカルシウムやマグネシウムの量のことをいいますが、このカルシウムやマグネシウムの含まれる量が多い水を硬水といい、反対に少ない水を軟水といいます。
この硬水か軟水かは、WHO(世界保健機関)の定義では硬度120mg/L以上の水を硬水、硬度120mg/L未満の水を軟水としています。
WHO(世界保健機関)による軟水、硬水の定義
0mg/L以上~60mg/L未満 | 軟水 |
60mg/L以上~120mg/L未満 | 中程度の軟水 |
120mg/L以上~180mg/L未満 | 硬水 |
180mg/L以上 | 極度の硬水 |
日本の水道水は、ほとんど軟水もしくは中程度の軟水です。